簡単に体温が上がってびっくりした話

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ただ吐き出すだけで良いのかもしれない

私の母は認知症の父と二人暮らしです。
母は母で20年近く病気と付き合いながら生活していて、ここ数年で父の認知症が進んできたという感じ。

先日私が実家に行った時に、母の体温の話に。母はいつも体温が35℃前後と言うので、私がびっくりしてその場で測ってもらったのですが、本当に低い。
普段も35℃前後、、、34℃台のこともあるらしいのです。
こんなに低いと体温計が壊れているのでは?と疑いたくなるのですが、私が測ると通常通り。壊れてはいないようでした。それにしても、ちょっと心配になる低さです。

余程のことがない限り介護の疲れを普段見せない母ですが、おやつを食べながら話を聞いていると母の身体、そして心にも疲れが溜まっているのが伺えました。「そんなに大変じゃないよ」と言っていた母ですが、本人が知らないうちにしっかり疲れはたまっていたようです。

色々と話をした後に、やっぱり体温計が壊れているんじゃない〜?なんて話をしながら、母が何気なくもう一度体温を測ったら、なんと、36,4℃!? あったんです。

二人でびっくりしましたよ。母も36℃台なんて久しぶり見たというんだから。

でも、私は「え?」と思ったのと同時に、やっぱりと思ったんです。
知らないうちに凝り固まって溜まってたものを今、母が手放すことが出来たんだと感じました。

たった1時間話しただけでしたが、話したことで母の気が巡りはじめたのではないかと思っています。

思いを吐き出すことと、息を吐くこと

マインドって大切だな〜と改めて感じた母の体温の出来事でしたが、帰路の車中でこんなことも考えました。

最近お客様にお伝えしていた、深呼吸のことです。
マスク生活、ストレスの多い生活、そしてスマホで猫背・・・呼吸が浅くなっています。

私も深い呼吸を気をつけていますし、施術時にお客様にも深呼吸していただくこともあるんです。

でも、深呼吸してください〜ってお願いすると
意識して深呼吸してしまうので、身体の力が抜けないんです。
頑張って深呼吸してくれちゃう。
(ヨガとかでもそういうこと経験ありませんか?先生に合わせるのに必死に深呼吸しちゃうこと)

首の力を抜いてください〜ってお願いしても
本人は抜いているつもりなのに頭をこちらに預けてもらえないんです。
よくあることなのですが、それだけ力を抜くのが苦手なんですね、人って。

そこで意識しないで深く呼吸が出来る方法ないかな〜って考えたんです。

母が話すことで吐き出したように
とにかく吐いてみてください
今度は「話」ではなく

「息」を・・・。

何か思いがあればその思いと共に、ため息をつくように
はいて、はいて、はく。出す、出す、出す。

すると、勝手に沢山酸素を吸いこみますよね!
ほら!勝手に深呼吸してくれました〜!

なんだか気持ちが、身体が軽くなった気がしませんか?


母のように思いを吐き出しても、
息を吐いて深呼吸で体をゆるめても、
どちらの方法にしても緩めばOKですよね!

私はトイレに行った時、鏡の前に立った時、パソコン作業の間30分に1回など
出来るだけ深呼吸するようにしています
少し意識しておくだけでもなんとなく良い感じですよ!

心が苦しくなる前に、身体がガチガチになる前に普段から力を抜く癖をつけたらもっともっと
楽なんじゃないかな〜、と思った今日の出来事でした!

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